簿記を会計と一緒に学ぶと、使える会計と簿記をマスターできます
     

『経済と経営と会計がよく分かるメールマガジン』 
                   Vol.20 2005/11/3

簿記を会計と一緒に学ぶと、使える会計と簿記をマスターできます

1.すっきり分かる国家予算(1)
2.行列を作り出す精神科医
3.メルマガ紹介
4.編集後記(秘密のメルマガ)

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バックナンバーは、こちらからご覧になれます。

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無料レポート 「すっきり分かる 郵政民営化」
(過去のバックナンバーを読みやすく編集しました。
なぜか大人気で、1週間で1,500名以上の方に読んでいただきました。)

http://tinyurl.com/7lxlg
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こんにちは。
アカウンティング・インテリジェンスの望月です。

最近読んだ面白い本の紹介をさせていただきます。

●『ボロボロになった覇権国家』〜次を狙う列強の野望と日本の選択
風雲舎 北野 幸佰著 http://tinyurl.com/bldv5 

この本の中でイラク戦争の原因は2001年9月に起こった同時多発テロではなく、
2000年9月のサダム・フセインの発言にあると分析しています。
私もその理由を聞いたときに、なるほどと思いました。

なぜ、彼が人と違った視点から分析できるのか。
それは彼がKGB養成学校とも言われるモスクワ国際大学を出て、
現在もモスクワから世界を見ているからです。

そんな彼は世界情勢をわかりやすく解説しているメルマガを発行しています。

ロシア政治経済ジャーナル

http://www.mag2.com/m/0000012950.html

 

このメルマガを読むと、日本のマスコミがあまり伝えない
世界情勢が見えてきます。

言いかえると、世界で起こるさまざまな事件の裏にある動機が見えてきます。

私もこのメルマガを読んで今まで見えなかった
世界が見えてきました。

お勧めのメルマガです。
ぜひ、ご覧になって下さい。

 

http://www.mag2.com/m/0000012950.html

 

1.◆◆◆すっきり分かる国家予算(1)◆◆◆

 

10月31日の日本経済新聞に「予算は実は300兆円」
という記事がありました。

年末になると話題になる国家予算は確か80兆円位でしたよね。

なぜ300兆円という数字が出てくるのでしょうか?

今回は、その謎を説明したいと思います。

官がサービスを行うためのお金の流れには
大きく分けて、一般会計、地方財政計画、特別会計の
3つがあります。

年末に経済のニュースで話題となる予算というのは、
防衛、社会保障等の政策経費と国債利払費を足したもので
一般会計とよばれています。

2005年度は約82兆円となっています。

 

これに対して地方の予算は地方財政計画と呼ばれ、
地方公務員に対する給与や公債費の支払い等で
2005年度は約84兆円となっています。
これは国家予算より大きな数字となります。

確かによく考えると福祉、学校教育、消防、道路や河川等の
社会基盤の整備をはじめとした公共サービスの
多くは地方公共団体の手で実施されています。
実際に私たちが生活していく上では市役所等の
地方公共団体から受けるサービスの方が圧倒的に多いですよね。

但し、一般会計と地方財政計画を単純に足した
166兆円が実際の支出になるわけではありません。

なぜなら一般会計の支出である地方交付税17兆円、国庫支出金11兆円の
合計28兆円が地方財政計画の収入となっているからです。

つまり28兆円については国と地方の予算に2重計上されているため
166兆円から28兆円を差し引いた138兆円が国と地方の合計支出となります。
厳密に考えると他にも重複している部分があるかもしれませんので、
概ね130兆円程度と思ってください。

 

次に特別会計の説明をします。

特別会計とは国が厚生保険や国民年金などの特定の歳入をもって
特定の歳出(事業)に充てるような事業等について、
その収支を明確にするために一般会計と区分して設けられるものをいいます。

つまり国民年金のために集めたお金は、
他の公共サービス等に使わずに国民年金だけに使うということですね。

現在31種類の特別会計があり、歳出規模は単純合計で412兆円になります。
但しこの中には特別会計同士の重複部分もかなり含まれています。

 

そして、一般会計、地方財政計画、特別会計の中の重複部分を
控除すると官の支出は300兆円規模と言われています。
これはGDP比率で6割弱に相当するため、
高福祉国家のスウェーデンに匹敵するという見方もあります。

 

国家予算はとても膨大かつ複雑なため、
内容はとても分かりづらくなっています。

一度にたくさんのことを説明されると
混乱してしまいますよね。

膨大で複雑な内容を理解するためには、
コアとなる部分を体系的に理解する必要があります。

そこで次回からは国家予算がすっきりと分かるように、
少しずつ説明していこうと思っています。

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ナポレオン・ヒルは成功哲学の第一人者として有名ですが、
彼の成功哲学がどのように創られたかご存じでしょうか?

ナポレオン・ヒルの成功哲学は鉄鋼王として有名な
アンドリュー・カーネギーが、成功者の資質を持った500名を
ナポレオン・ヒルに紹介するところから始まりました。

500名の中にはエジソン、フォード、ロックフェラー、ライト兄弟など
歴史に名を残した人も数多く含まれていましたが、
紹介された時点では有名ではない人も多かったとのことです。

彼らが成功する過程をみながら、
成功者に共通する性質をまとめたのが
ナポレオン・ヒルの成功哲学です。

書店でナポレオン・ヒルの書籍を見て、
興味を持った方も多かったのではないでしょうか。

実は私もその一人です。(笑)

そんな方に耳よりの情報があります。

なんと、今ならナポレオン・ヒルの成功哲学を
分かりやすく解説した小冊子が無料でもらえます。

その中には成功するためのノウハウが
「17のゴールデンルール」にまとめられています。

17のゴールデンルールすべてをマスターするのは難しいと思いますが、
一つでもマスターすると、成功に一歩ずつ近づいていくのを感じられます。

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